歯が抜けっぱなしになっているが入れ歯は入れたくない。
入れ歯は使っているがもっとしっかりと噛みたい。
インプラントは歯の抜けた部分の骨にチタンでできた人工歯根を埋め込み、そこに歯を固定する治療法です。
入れ歯より大きな咬む力が得られ、ブリッジの様に残っている自分の歯に影響を与えず、残っている歯の本数にも関係なく行うことができます。
当院でも15年前から取り入れ、多くの患者様によく噛めるようになったと喜んでいただいています。
ようやく200症例を超えたばかりですが、5年残存率は95%を超えており、 咬み合わせの強い方で5年以内に脱落した症例は3例ありますが、すべて再治療可能な状態で、無償でやり直させていただき現在は問題なく機能しております。
現在インプラントを専門にしている医院も多数ありますが、残存率ではその様な医院と同等と考えられます。
ただそれは、私のインプラント治療技術が優れているからではなく、成功しやすい症例を選んでいるからにすぎません。ちなみに、ブリッジの5年残存率は土台となる歯の状態が良いときで90%、悪い時で70%と言われています。
インプラントを埋め込むには手術が必要で、その手術の際に血管や神経を傷つけてしまう事故も多数報告されています。インプラントは新しい治療で、多くの歯科医師のチャレンジによって進歩してきましたが、その陰にはいくつもの失敗があったことが想像できます。
当院では患者様に迷惑をおかけしてまでインプラント治療の進歩に貢献しようなどとは微塵も思っておらず、とにかく長い歴史のあるベーシックな手法で安全確実な症例を選んで行っています。
なお、安全なインプラントの植え込みには3DレントゲンであるCT撮影が必要となりますが、当院で最新式の低被ばくCTでわずか18秒で撮影できます。
インプラントは欧米製のものが主流ですが、当院ではあごの細い日本人にマッチした国産・京セラ製のインプラントを使用しています。